どーも、たな坊(@tanabou_blog07)です!
アウトドアシーンや梅雨時期のレインウェア、冬の防寒対策なんかで“ゴアテックス”という言葉を一度は聞いたことがあると思います。
最近だとファッションシーンにおいても“スポーツミックス”や“アウトドアミックス”と呼ばれるスタイルも確立されていてゴアテックスウェアに対して興味関心を持つ方が増えてきています。

森ガールなんて言葉もあるもんね
いざ買おうと調べてみると「種類が多すぎてわからない!」って声をよく聞きます。そこで、ここだけは抑えておきたいポイントをまとめてみましたので参考にしてみてください。
そもそもゴアテックスってなに?
アメリカにある WLゴア&アソシエイツ社 の防水透湿性素材の商品名をGORE-TEX(ゴアテックス)といいます。
1平方センチメートルに14億個の微細な孔を含む。その最大の特徴は、防水性と透湿性を両立させていることにある。つまり、水蒸気は通すが雨は通さない。
引用元 Wikipedia
雨は通さないけど中の蒸れは外に逃がす。それが防水透湿性素材の特徴です。
なので天気の変わりやすい山でのハイキング、水辺でのキャンプや釣りなんかのアウトドアシーンではとても重宝します。
急に強い雨が降ってきた時もゴアテックスウェアを着ていれば雨が浸透してくることがなく、体の冷えを防いでくれます。また、歩いていると汗をかいて蒸れてしまいますが、その蒸れを外に効果的に逃がしてくれる機能が備わっているんです。
街中でもゴアテックストークが起こるときがあります。

お前の着てるそれなに?

あーこれ?ゴアテックスだよ。(自慢げ)

マジかよ!やべーじゃん!
自慢げっていうのがちょっとしたポイントで数ある防水透湿性素材の中でも圧倒的な認知度と信頼度があるゴアテックスだからこそ着ていると誇らしげになれるんですね!
・雨を通さず蒸れを逃がす!
・アウトドアシーンで大活躍のウェア!
・知名度が高く信頼できる!
ゴアテックスの種類
そんな高機能なゴアテックスには大きく分けて3つの種類があります。
・ゴアテックスプロダクト
・ゴアテックスActiveプロダクト
・ゴアテックスProプロダクト

一つづつ見ていきましょう!
ゴアテックスプロダクト
一番一般的な商品でスタンダードクラスといった位置づけ。
登山、キャンプ、釣り、スキー、スノボードなどあらゆる用途に応じて選ぶことができます。各アウトドアブランドから販売されているゴアテックスウェアで一番種類が豊富なクラスがゴアテックスプロダクトです。
ゴアテックスActiveプロダクト
アクティビティに特化したクラスでゴアテックスの中でも最も透湿性の高い商品カテゴリー。
トレイルランニングなどのスポーツに向いている商品がこのクラスになります。
ゴアテックスProプロダクト
その名の通りプロ仕様のクラスでゴアテックスの中でも最も耐久性の高い商品カテゴリー。
レスキュー隊や山岳ガイドなどの過酷な状況を想定してつくられた商品がこのクラスになります。

もの凄い種類あるのかと思ってたけど大きなカテゴリーで見ると3種類!
ゴアテックス構造の種類
ゴアテックスには様々な構造のものがあります。
ゴアテックスの種類とは別で考えると少しわかりやすいと思います。
3層構造
ゴアテックスの一番一般的な構造がこの3層構造になります。

表地と裏地の間にゴアテックスの核となるゴアテックスメンブレンという素材が挟み込んであります。
このゴアテックスメンブレンがいわゆる防水透湿性素材になります。
表地にはナイロンやポリエステルなどの素材を使用することが多く、ナイロン素材は耐久性に優れポリエステル素材は吸水性に優れています。
2.5層構造( GORE-TEX PACLITE )
3層構造の裏地を取り除き、吹き付けで処理したものが2.5層構造になります。
裏地がないぶん3層構造よりも耐久性は落ちますが、軽量性と透湿性は3層構造よりも高いのが特徴です。
GORE-TEX PACLITE(ゴアテックスパックライト)という商品がこれにあたります。
3層構造(GORE-TEX C-KNIT BACKER)

3層構造の最新版 GORE-TEX C-KNIT BACKER(ゴアテックスシーニットバッカー)。
裏地に丸編みのニット素材を採用した商品で肌触りが柔らかく、通常の3層構造よりも軽量性、透湿性が高いのが特徴。
・軽量性、透湿性に優れた2.5層構造!
・二つのいいとこどりで肌触りが良いシーニットバッカー!
結局どれがいいの?
今までの話の中でも用途に応じたそれぞれの良さがあるので一概に「コレがいい!」というのはないのですが、
あくまでも街着で使えて軽く山登りでも使えるようなライトユーザーには、ゴアテックスプロダクトのGORE-TEX C-KNIT BACKERがおススメになります。
ゴアテックスの中でも最新テクノロジーということもあり、今後いろんなメーカーからどんどんGORE-TEX C-KNIT BACKERを使った商品が出てくると思います。
ゴアテックスの選び方
種類や構造がたくさんあって分かりづらいとは思いますが、項目ごとに見ていくと割とすんなり入ってくると思います。
まずは自分の使用用途を決定したら一番最適な種類を選びます。
通勤、通学など街着をメインとして時々軽いスポーツでも使いたいオールマイティーな用途であればゴアテックスプロダクト。
天候が変わりやす山や雨風が強いところでのスポーツにはゴアテックスActiveプロダクト。
過酷な現場での作業やとにかく丈夫なものがよければゴアテックスProプロダクト。
・がっつりスポーツで使いたい!→ゴアテックスActiveロダクト
・丈夫でしっかりしたのが使いたい!→ゴアテックスProプロダクト
それが決まればあとは構造です。
・軽いのがイイ!→2.5層構造
・着心地が良いのがイイ!→シーニットバッカー
厳密にはクラスによって構造もある程度決まってきます。
例えばゴアテックスプロプロダクトで2.5層構造はありません。
2.5層を採用するとproの売りである丈夫さが失われるためです。
その他にも表地に使われる糸の太さ“デニール”によってもまた変わってきますが、基本的にデニールの数字が大きいほど丈夫です。
そのぶん重たくなり、透湿性も落ちる傾向にあります。

一番大事なことは自分の使いたいシーンをしっかりと決めておくこと!そうすれば自ずと種類も構造も決まります!
ゴアテックスのデメリット
ここまで「ゴアテックスは最高です!」ってずっと言い続けてきましたが、一つだけデメリットがあります。
それが伸縮性です。

フッ素系素材の宿命ですねー。
こればかりは素材の性質上どうしようもないんですが、各メーカー切り返しのパターンなんかでカバーしています。
まとめ
ゴアテックスについてお話してきましたが、防水透湿性素材はアウトドアブランドの花形商品でもあり、各ブランドから独自の製品がどんどん開発されています。
そのあたりの素材と比較するとまたウェア選びが複雑になってきてしまいます。
なので私の個人的な結論は
デザインで決めよう!です。
これを言うと元も子もなくなるのですが、普通に街着として使いたいとか、ちょっと登山で使いたいくらいであればどれもオーバースペックです。
私はノースフェイスのクラウドジャケットを持っています。
購入前に色々調べてゴアテックスパックライトの性能に魅力を感じたのもありますが、結局デザインが決め手になりました。

どうしても「この性能は必ず欲しい!」というのがある方は別ですが、それ以外の方は気楽に選んでみてください。
少しでもゴアテックスウェア選びの参考になれば幸いです。
以上っ!
参考にさせていただいたサイト
やじり鳥様 https://www.bousaid.com/entry/2017/08/01/083024
YAMA HACK様 https://yamahack.com/2071
スニーカーお探しの方はCMでもおなじみ国内最大級、品揃え豊富なこちら。
限定・コラボスニーカーも扱う、より洗練されたスニーカーをお求めの方はこちら。
↓↓ブログの応援お願いいたします!↓↓
