2020年あたりからセレクトショップでもチラホラ見かけるようになったムーンスターのスチューデン。
シンプルなデザインながら少しボテッとしたフォルムが特徴のスニーカーです。
ダッド風味なフォルムと高見えするデザイン、さらには控えめな価格で人気沸騰中の一足。
ダッドスニーカーに挑戦してみたいけどヘビロテするかわからないって方にはめちゃくちゃ刺さるかと思います。
Amazonで「スチューデン」を見てみるムーンスターの810sって?
ムーンスターって聞き慣れない人もいるかもしれませんが、学校で使う上履きを主力商品とする老舗のシューズメーカーです。
ムーンスターは現場で使うプロユース仕様の靴で有名なメーカーでして、上履きの他にも料理人が履くキッチンシューズやナースシューズなどの製造販売もしています。
そんな九州の久留米に工場を持つムーンスターが、デイリーユース仕様にデザインを落とし込んだモデルが810s。
今回紹介するスチューデン以外にも、今までありそうでなかったデザインのシューズがラインナップされています。
どれもクセがあるけど履いてみたいデザインのものばかり。
キッチェはキッチンシューズから着想を得たモデルで、ホスプはナースシューズがルーツになってるみたいです。
この辺の着眼点の付け方はムーンスターならでは!
ムーンスター810sスチューデンのディテール
たくさんの種類がある810sから僕が今回購入したのはスチューデンというモデル。
パッと見でもわかるようにかなりボリューミーなつくりになっています。少し野暮ったいダッド風味漂うデザインにやられました…。
ECRUというベージュ系のカラー。ここ最近のトレンドにもなっているカラーで春先に使うのにちょうど良さそう。
- アッパー
ポリエステル/シンセティックレザー - ソール
EVA/ラバー
アッパーの素材にはポリエステルやシンセティックレザー以外にも、メッシュやスウェード調の生地が切り返しデザインで使われています。ここが個人的な推しポイント。
もともとスチューデンは学生用のグランドシューズから着想を得たモデルということもあり、デザイン自体はかなりカジュアル。
メッシュや合皮だと運動靴感が強くでそうですが、異素材を切り返すことで上品で落ち着きのある大人靴に。
このフォルムと素材感からニューバランスっぽいって言われたりもしてます。
よく引き合いに出されるニューバランスM990V5の記事はコチラ!
納得の高見えデザイン!
シュータンには810sのプロダクトコードがプリントで入っています。
逆にシュータン以外にはロゴ等のデザインは一切なく、かなりシンプルな仕上がりです。
このシンプルなデザインからどんな服装にも合わせやすく、ミニマリストの愛用者が多いのもスチューデンの特徴。
BLACK (参照 ムーンスター公式) WHITE (参照 ムーンスター公式) GRAY (参照 ムーンスター公式) NAVY (参照 ムーンスター公式)
カラー展開も豊富。モノトーン系や淡いカラーが多く、男女問わず使えるのもいいですね。
Amazonで「スチューデン」を見てみるムーンスター810sスチューデンの買ってよかったポイント
まだ購入してから2ヶ月しか経ってませんが、カラー違いで買い足そうかと検討しているくらい満足度がすごい…。
そんなスチューデンの買ってよかったポイントを3点ご紹介します。
- ダッド感ある高見えデザイン
- 街ばきに適した履き心地
- コスパが神
ダッド感ある高見えデザイン
先ほどから触れていますが、この何とも言えない”いなたいデザイン”。ボリューミー過ぎずシンプルにまとまっているのが本当にちょうど良い。
個人的にはアディダスのイージーシリーズに似てるなーというのが第一印象。
(参照 BUYMA)
すごく似てる…。店頭で初めてみたときはイージーの新作がいよいよ普通に買える時代になったんだと思いました笑
他にもニューバランス990に似てるという声もよく見かけますが、それくらいこのスチューデンは高見えします。
シンプルかつ高見えするデザインだからカジュアルにもフォーマルにも使えるのがいいですね。
カジュアルな服装には大人の落ち着きを、フォーマルな服装にはハズシとして。
家にあるパンツと合わせてみましたが、本当に何にでも合います。最高にちょうど良いデザイン…!
街履きに適した履き心地
スチューデンは履き心地もすごくいいんです。見た目からしてふかふかで柔らかそうですが、期待を裏切りませんでした。
幅広に設計されているので日本人に多い甲高幅広な人でも窮屈感なく履けます。
僕も典型的な甲高幅広タイプ。おまけに外反母趾気味ですが、スチューデンはめちゃくちゃ快適に履けてます。
くるぶし付近のクッションもかなり肉厚でしっかりと固定してくれます。軽いランニングくらいなら足首痛めることもなさそう。
ミッドソールにはEVAと呼ばれる軽量クッショニング構造を搭載。ランニングシューズにも採用されている素材で見た目に反して軽さもあります。
僕は結構いろんなタイプのランニングシューズを履いてきましたが、スチューデンは上位に食い込むくらい歩きやすい。
足の形が合っているというのもあるとは思いますが、おそらく多くの人が満足できるレベルになっていると思います。
コスパが神
デザインと履き心地がこれだけ良くて5,500円というリーズナブルさ。
よく似ていると言われるニューバランスだとエントリーモデルの574でも1万円、USAモデルであれば3万円しますからね…。
ダッドシューズ入門にはもちろん、ざっくりスニーカーを新調したいと考えてる人に超絶おすすめできるコスパです。
レアスニーカーと違って、ガンガン履いてダメになったら買い直しがきくのも最高…。
Amazonで「スチューデン」を見てみるムーンスター810sスチューデンのサイズ感
基本的には26cmをベースに伸縮性があるモデルはハーフアップ、横幅がキツめのモデルはワンサイズアップで履いています。
スチューデンは26を購入。横幅が広いからだと思いますが25.5cm、下手したら25cmでもよさそうなくらい大きく感じました。
というのもスチューデンは、スニーカーの横幅にあたるワイズが3E表記になっているからですね。
例えばワイズ表記をしている代表的なメーカー「ニューバランス」の人気モデルは大体Dです。
ワイズの目安
スチューデンは3Eなので横幅に関して言うと3サイズアップくらいのイメージですね。どうりでデカいわけだ…。
ただブカブカ過ぎることもないのでシューレースを普通に縛って問題なく履けてます。
試着するのが一番ですがネットで買う場合は、いつも履くサイズからハーフダウンしても良いかと!
いつも履いてるサイズからハーフダウンがおすすめ!
Amazonで「スチューデン」を見てみるムーンスター810sスチューデンまとめ
ムーンスターのスチューデンはここ最近買ったものの中でも、間違いなく上位に食い込むほど満足度の高い買い物になりました。
機能性とデザイン性を両立しつつ、手の出しやすい価格って…神コスパとしか言いようがありません笑
これからもメインスニーカーとしてガシガシ履いていく予定。別カラー買ったらまたココで報告します。
関連記事 ニューバランスM990V5は想像以上の履き心地!ディテールとサイズ感もレビュー
関連記事 ニューバランスM1400はクラシカルデザインと履き心地の境地|サイズ感や履き心地をレビュー
Amazonで「スチューデン」を見てみる