約10年ぶりに仕事用の鞄を買い替えました!
仕事用とは言いつつもちょっとした荷物のあるオフの日も使っていたので、実質どこにでも持っていくマイバック。
ポーター定番のショルダーバッグ「タンカー」。多少なりとも不満点はあれど使い慣れてたこともあってズルズル使い続けてきました。
そんな僕が今回購入したのがアークテリクスのグランヴィル16。
タンカーに抱えていた不満点を解消しつつ、オンでもオフでも使えるミニマルなデザイン。
機能性と利便性とデザイン性を兼ねそろえた、まさに僕が求めていた最高のバックパック…!
今回はグランヴィル16のディテール、収納力、着画を含めてレビューします。
Amazonで「グランヴィル16」を見てみるグランヴィル16について
アークテリクスのバックパックの中でも、街で使えるデイリーユースモデルとして発売されたのがグランヴィル16。
少し丸みを帯びたフォルムとミニマルなデザインが特徴となっています。
角ばった四角いフォルムだとビジネス色が強く出過ぎてカジュアルシーンには合わせづらい。かといって定番のラウンド型だとカジュアル色が強過ぎる…。
そんな両者のいいとこ取りをしているような最高に丁度いいバックパック。
グランヴィル16のディテール
マットな質感の黒いボディにアークテリクスの始祖鳥マークが入ってるだけのミニマルデザイン。
ロゴはリフレクティブ素材のプリントで、ライトに照らされると反射するような仕様。
横から見てもめちゃくちゃシンプル。本当に無駄を極力削ぎ落としてるのがわかります。
生地はラミネート加工してあっていかにも防水性が高そうな触り心地。
外側のジップには全て止水加工が施してあります。ビジネスシーンでの使用を考えている方なら、急な雨でもパソコンが濡れないこのつくりは安心感抜群。
都会的なアーバンデザインが売りのバックパックだけど機能性も抜かりない…!
ハーネスが取り付けてある背面部はこんな感じ。背中に当たる部分には型崩れ防止の板が入っています。
これのおかげで物が少ないときでも多いときでも不恰好になりにくい。
グランヴィル16の形が好みだったこともあり、フォルムが変わりづらいのは嬉しい限り!
自転車に乗る方とかに重宝しそうなチェストストラップも付いています。
バックパックによっては使いづらい位置に付いていることもありますが、グランヴィル16では自分好みの位置に調節が可能。
他のバックパックではあまり見ない機能だけどすごく便利。使わない方だったら取っちゃってもいいですし、着ている服や荷物の量によって付け替えられるのがいいですね。
ハンドル部分もかなりしっかりしています。荷物が重たいときでも安心して持てそう。
ミニマルなデザイン性に目がいきがちですが、改めて細かく見ると、アウトドアブランドならではの機能性が盛り込まれてるのがわかります。
Amazonで「グランヴィル16」を見てみるグランヴィル16のコンパートメント
グランヴィル16は大きく分けると3つのコンパートメントに分けられています。
メインポケット
まずはメイン。ジップを一番下までさげた時の開き具合がすごい…。一目で見渡せるくらいガバっと開く!これのおかげで荷物の出し入れがめちゃくちゃしやすい。横は多少狭い感じもしますが奥行きがかなりあります。
おおむね500mmのペットボトル4本並べたくらいの幅感。奥行は腕がズッポリ入っちゃうくらい深さがあります。
メインポケットの背部には15インチのPCが入るスリットが搭載。ここ最近のビジネスシーンで使うバックパックだと定番にもなっている機能ですね。
PCスリーブの前面にはチャック付きの小分けが付いています。ガジェットポーチを持っていない方であればここにケーブルやUSBを入れておくのもアリ!
グランビルの特徴としてはこのPCスリットが2層になっているところ。ノートパソコンとiPadを持ち運んだりする方だと重宝するはず。(iPadを持ってないのでノートで代用しました。)
ちなみにPCスリーブはバックパックの底面より上に底がくるので、無造作に床に置いてもパソコンに衝撃が伝わらないようになっています。
これは助かる人多いんじゃないでしょうか?僕は結構やっちゃうのでいたるところにパソコンに傷が…。地味だけど神機能!
あと中がグレーになっているのも物が探しやすくていいですね。特に黒いアイテムが多い方はありがたみがわかるかと。
サイドポケット
続いてはサイドに付いてるコンパートメント。おそらくグランヴィル16で一番使用頻度の高いポケットです。
こんな風に片掛けの状態から前に回してくるだけで簡単にアクセスが可能。このサイドポケットには本当にお世話になります…w
例えば財布やペットボトルなどのよく取り出すものを入れておくと、バックパックを降さなくて済むのでめちゃくちゃ快適。
中もかなりの広さがあります。試しに500mmのペットボトルを入れてみると2本入れても全然余裕。少し嵩張るような衣類とかも入っちゃいます。
というのも、実はこのサイドポケットはメインポケットと繋がっているんですよね。
容量はメインと分け合うかたちにはなりますが、アクセスしやすく使い勝手の良いポケットなのでこっちに容量を割いてもいいかも。
トップポケット
最後にバックパックの一番上にあるミニポケットです。
ここはペットボトル1本と小物が少し入るくらいの容量。メインに入れておくと埋もれてしまうような小物を入れておくのにちょうど良いスペース。キーケースやメガネケースなどを入れるのに最適。
このポケットには鍵を取り付けられるキーストラップが付いています。赤色になっているので物が入っていても目立ちます。
Amazonで「グランヴィル16」を見てみるグランヴィル16の収納力
このバックパックを買ってからまだ泊まりがけで出掛けてないんですが、今後のために1泊2日を想定してパッキングしてみました。
- 13.5インチPC
- 衣類ケース
Tシャツ×2、靴下×2、下着×2 - ガジェットケース
PCアダプター、モバイルバッテリー - シェル
- トラベルケース
歯ブラシ、ピルケース - 500mmペットボトル
- 財布
購入当初は16ℓじゃちょっと小さいかなーなんて思ってましたが、意外や意外1泊2日くらいの小旅行なら全然問題なく行けちゃうくらい入ります。
画像のアイテムを詰めても薄手のシャツが入るくらいには余裕あり!
すべてのコンパートメントをフル活用してる割には、ギッシリ物が入ってるように見えません。
ちなみにもっと容量が欲しい方であればグランヴィル20というタイプもあります。デザインは違いますがこっちも使い勝手よさそう。
Amazonで「グランヴィル16」を見てみるグランヴィル16の着用画像
何パターンかグランヴィル16の着用画像を撮ってみました。
シンプルでミニマルなデザインなので無難に何にでも合います。
手元になかったのでアレですが、もう少しかっちりしたスーツスタイルにも合いますね。
Amazonで「グランヴィル16」を見てみるグランヴィル16の買ってよかったポイント
実際にグランヴィル16を使ってみて「ここがイイ!」と思った ところを3つ挙げてみます。
オンオフ対応できる合わせやすさ
個人的に一番の決め手になったのが合わせやすさ。通勤から普段使いまで全てをまかなえるマイバッグとしての購入だったのでコレは絶対でした…!
フォルムといいマットな質感といい、バックパックのカジュアルさを良い感じで消してくれていて、本当にどんなスタイルにも合わせやすい。
見た目以上の収納力
購入するか悩んだのが16ℓというバックパックにしてはちょっと少ない容量。
結局はデザインが気に入り過ぎて購入したわけですが、細身な割にかなりの収納力…。
普段からあまりものを持ち運ばないので2泊3日くらいならギリいけます。これは思わぬ誤算!体感20ℓくらいありそうな感じ。
バックパックの容量が小さいと結局なにかしらの荷物を手で持つハメになったりしますが、これだけ入るならその心配はなさそう!
両手が空くというバックパック最大のメリットが活かせてなによりです…。
PCを入れても安心な防水性
これもマイバッグ買い替えの絶対条件の一つでした。以前使ってたタンカーは雨に濡れて染み込んだりしてたので。
その点グランヴィル16のボディは防水性が高くて安心。なんでもアークテリクス独自開発のAC2テクノロジーという機能が搭載されているらしく、防水性はもちろん生地も丈夫なんだとか。
雨を通さないのはもちろん、軽く拭くだけですぐに乾く。撥水性が強いからか汚れづらいのも最高。
Amazonで「グランヴィル16」を見てみるグランヴィル16の難点
購入してから2ヶ月くらいほぼ毎日使ってると多少なりとも不満点が…。
自立しない
正直そこまで困るほどじゃないんですが、置いた時に自立しないのはデメリットになるかと。
どこかに置いておくときは何かに立てかける必要があります。壁とかがないとペタンと寝ちゃうので邪魔になることがたまにあったり。
それを改善するためにグランビルのデザインが崩れるくらいなら、全然目をつぶれる不満点ですけどね!
グランヴィル16まとめ
総合的に見てめちゃくちゃ満足度の高いバックパックです。
デザインの良し悪しは好みで分かれるでしょうが、どんなシーンでも使える汎用性と機能性は間違いなく誰にでも刺さるかと。
タウンユースで使うならこれ以上のバックパックはないのでは?それくらい気に入ってます!
以前使っていたタンカーは10年使い続けたので、グランヴィル16も同じくらい愛用していく予定です…!
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