どーも、メガネの掛け替えが苦手な
たな坊(@tanabou_blog07)です!
みなさんサングラスとメガネを一本で済ませられるレンズがあることをご存知ですか?
最近は夏場だけでなく、冬場でも紫外線対策としてサングラスの必要性がテレビでも取り上げられています。
今回は掛け替えの必要がなく、一本のメガネでサングラスの役割も果たせる「調光レンズ」についてお伝えいたします!

サングラスに掛け替えるの面倒だなー、、持ち歩くのも邪魔だし。
いつものメガネ掛けっぱなしで眩しさ防げるようにならないかなー
って方へ読んでもらいたい記事です!
調光レンズとは

紫外線を浴びることによって反応し、レンズの色が変わるレンズが調光レンズです。
一般的なメガネレンズでも紫外線をカット(UVカット)する機能は搭載されていますが、色の変化はありません。

基本的に、晴れている時ほど多くの紫外線が私たちの生活圏に届きます。
晴れている時=太陽の光が強い
すなわち、眩しいんです。
その為、サングラスに掛け替えることで眩しさを防ぐのが有効なのですが、調光レンズを使うことで普段使いのメガネのまま眩しさを防げるんです!

偏光レンズと勘違いしがちですが違います!
偏向レンズに関してはコチラを参考にしてみてください。

調光レンズのココがすごい
紫外線量に応じてレンズの色が変化するので、曇っている時や室内では普通のクリアーレンズのようになります。

上の画像は紫外線を浴びる前の調光レンズです。
厳密にはクリアーではないですがクリアーに近いカラー。
このレンズに紫外線を当てると

この通り!色が変わります!
こちらは”HOYAの調光レンズサンテック”を撮影したもの。
紫外線量に応じて変化スピードも変わりますが、着色までの時間は結構早いです。
逆に退色までの時間は少しかかります。
退色には少し時間がかかるので、外に出てそのままショッピングモールに入ったりすると室内なのにサングラスかけてる感は出ますw

そこだけちょっと注意です!
サングラスとメガネを両方持ち歩く必要がないので、掛け外しに不便を感じてる人は間違いなく重宝すると思います。
調光レンズの種類
ここまで紹介してきた調光レンズですが、年々進化しています。
メガネをファッション感覚で掛ける事が増えてきたこともあり、カラー展開が増えてきました。


こちらも”HOYAの調光レンズサンテック”を撮影してます。
カラーは薄く変化するミスティーブルー。(UVテスターが強力なためかなり濃く色が付いてますがw)
色の変化が濃いタイプと薄いタイプを選べるようになったり、カラー自体も鮮やかなカラーが出てきたりしています。
調光レンズの注意点

ここまで紹介してきた調光レンズですが、一点注意しなければならないことがあります。
それは車内での使用です。
調光レンズは紫外線量に応じてレンズの色が変化するので、車の中だとフロントガラスにUVカット効果が備わっているので色が変わりません。
電車やバスでも同様です。
私はメガネ屋で働いていますが、結構ここを勘違いされてる方が多いので注意です!
もし、車内で調光レンズを使用したい場合は専用の調光レンズがありますのでそちらを購入してみて下さい。
眼に入る光を自動的に調整するため、視覚のクオリティ(コントラスト感度)を高めます。
引用元 東海光学
有害な紫外線を自動的にほぼ100%カット。また、まぶしさを軽減することで眼の疲れ、ストレスを抑えます。
車の運転時でも可視光線(まぶしさ)に反応し、中程度のレンズ濃度に変化します。
こちらのレンズは紫外線に加えて、可視光線でも色の変化をするタイプ。
フロントガラスでUVカットされてても、太陽の光自体は入ってきますよね。
その光に反応して着色する調光レンズになります。
通常の調光レンズだと、屋外と屋内で色の変化がありますがエクストラアクティブは屋内、車内、屋外の3段階で変化します。
・車内・・・40~60%くらい
・屋外・・・70~85%くらい
※紫外線量、可視光量によって変わります

それぞれのシーンでの色の濃さは大体これくらい!
かなり便利で至れり尽くせりなレンズなんですが、着色前でも色が結構付いてます。
屋内にいる場合、通常の調光レンズだと10〜15%の着色に対して、エクストラアクティブは20〜25%くらい。
多少の着色は問題ないという方であればエクストラアクティブかなりオススメです!

タクシーやバスの運転手さんからの評判が高いアイテムです!
調光レンズまとめ

いかがでしたでしょうか?
調光レンズ自体は結構前から商品化されていましたが、まだまだ世間の認知度は低い印象です。
「こんなレンズあったの!?」って言われることが結構あります!
メガネを常用されていてサングラスも常に持ち歩いてる方は検討してみて下さい。
最後にもう一度ポイントをおさらい!
・掛け替えに必要がない
・薄いのから濃いのまでバリエーション豊富
・車内で使える調光レンズもある
以上っ!