どーも、たな坊(@tanabou_blog07)です!
先日放送されたアメトークのラップ大好き芸人面白かったですねー。
もともと音楽が好きなこともあって、YouTubeで色んなライブ動画とかを見てました。
関連動画に表示されたフリースタイルダンジョンを何気なくポチってからどハマり。
初めて見たのが2代目モンスターの”崇勲”がチャレンジャー で来た回でした。
そこから遡って、ほぼ全てのバトルを見てきた私が、フリースタイルダンジョンの楽しみ方をお伝えいたします。
結論から言うと、お笑いが好きな人はハマるはず!その理由も一緒にどうぞ!
ヒップホップ用語
まずは簡単に、よく使われる用語を載せておきます。
- バイブス:熱い気持ち、熱量
- ライム:韻
- フロー:ラップの乗せかた
- パンチライン:特徴的なフレーズ
- レペゼン:代表
- コンプラ:コンプライアンス
有名YouTuberの”レペゼン地球”なんかだと、地球代表とかそう言う意味あいがあります。
フリースタイルダンジョンでいうところのコンプラは、テレビに流しちゃいけない言葉みたいな感じです。
フリースタイルダンジョンについて
フリースタイルダンジョンは、モンスターvsチャレンジャーという構図で番組が進行していきます。
モンスター4人と、ラスボスをフリースタイルバトルで倒すと全クリみたいな感じ。
MCバトルにRPG要素を加えたのがコンセプトになっていますね。
一人倒すごとに賞金が用意されていて、途中で賞金を持って帰ることも出来ます。
- 1人目→10万
- 2人目→20万
- 3人目→30万
- 4人目→50万
- 5人目→100万
今まで賞金を獲得したチャレンジャーは数名。
基本的にチャレンジャーは、番組に出演して爪痕を残すことが目的の場合が多いです。
やっぱり地上波の影響はデカいですからね。すぐTwitterとかで拡散できちゃいますしね。
ここでの反響が大きくて、ヒップホップドリームをつかんだ人もいます。
初代モンスター”T-Pablow”なんかはまさに!チャレンジャーだと”GADORO”とかもそうですね。
一番デカく爪痕を刻むことができるのが、完全制覇ってことです。
モンスター
番組が用意した最強のフリースタイラー。
数々のMCバトルで輝かしい戦績を残しているモノホンの実力者揃い。

初代モンスターを少しばかり紹介!
漢 a.k.a GAMI

引用元 9SARI
ヒップホップグループ”MSC”のリーダーで、現代のヒップホップシーンに多大な影響を与えたラッパー。
現在では「9SARI GROUP」の代表を務め、日本一のフリースタイラーを決めるMCバトル「キングオブキングス」を主催しているヤバイお方。
バトルスタイル
コンプラですね。
ちびっこなんかが真似しちゃいけないような表現を、これでもかというくらい織り混ぜてラップするスタイル。
漢さんの生き様がそのまま滲み出てるようなラップが、めちゃくちゃハードコアでカッコいい。
T-Pablow

引用元 KAI-YOU
ヒップホップグループ”BADHOP”のメンバー。
武道館でのワンマンを即完させる程の人気を誇る、今一番ホットなラッパー。
アベマで放送されていた、高校生ラップ選手権の初代チャンピオンでもあります。
神奈川県川崎市の元不良から、マイク一本で成り上がるヒップホップドリームを実現!
バトルスタイル
このビートにそんな合わせ方する!?って驚くようなビートアプローチとフロウが武器のラップスタイル。
普通の人が言っても説得力のない暴力的な表現も、t-pablowが言うとガチ感が凄いw
おしっこチビりそうなバトルが結構ありました。
サイプレス上野

引用元 KODE
ヒップホップユニット”サイプレス上野とロベルト吉野”のラップ担当。
レペゼン横浜のラッパーで横浜のプリンスの異名を持つ。自称なんでしょうかw
テレビCMや番組でも楽曲が使われてたりします。日本語ヒップホップ界ではかなりの売れっ子。
バトルスタイル
ユーモア溢れるラップが他のMCとの決定的な違い。
ビートがハマれば無双状態に入るとんでもないポテンシャルを秘めています。
R指定

引用元 CINRA.net
MCバトルの頂点を決める大会UMBで、史上初の3連覇を達成した誰もが認める最強フリースタイラー。
ヒップホップユニット
Creepy Nuts(クリーピーナッツ)のMC担当。
メロディアスで乗りやすいサウンドと、作り込まれたキャッチーなリリックが特徴。
各地のフェスや番組にも引っ張りだこ。
その場でお題となるワードをもらって、即興でラップする”聖徳太子ラップ”が必殺技!
聖徳太子は、何人もの人と同時に話してたとかなんとかってところから、この名前がついてます。
バトルスタイル
滲み出る最強感がすごいですね。Rが出るだけで会場の空気が変わるほど。
ライム、フロー、バイブス、パンチラインの全てにおいて、現在のMCバトルシーンで最高峰のスキルフルなラップスタイル。
それに加えてアンサー力の高さがエゲツない。
もう無理ゲーです。基本的に。
Rが出てくる前にどれだけ会場の空気を飲み込めるかが勝利への唯一の鍵。
般若

初代から2代目にかけてラスボスを務めた、日本ヒップホップ界ではレジェンド的な存在。
フリースタイルバトルの大会B BOY PARKでその名を広め、人気絶頂の中バトル引退。
音源で成功を収めていましたが、2008年フリースタイルバトルの大会UMBに突如参戦。そして優勝。
もう、略歴がヤバさを物語ってますw
バトルスタイル
バイブスですね。
とにかく熱量が半端じゃない。
UMBで優勝したのち、再びフリースタイルバトルから姿を消した般若が、フリースタイルダンジョンで再復帰!
何年もの歳月が立ってる中で、フリースタイルのレベルが上がっていて、当初は普通に負けるんじゃないかと不安視されていましたが、
圧倒的なバイブスでチャレンジャーを捻じ伏せる姿を見せてくれました。
ダンジョンでの初戦とかは圧巻でしたね。
個人的な楽しみ方
楽しみ方なんて人それぞれ違うと思いますが、私の場合の楽しみ方を載せておきます。
お笑いに通ずる面白さ
MCバトルにおいて個人的に一番面白いと思うのが、即興力が垣間見れるところ。
多くのMCバトルで採用されているのが8小節3ターンの形式。
この短い自分のバース内で、どれだけ相手の言ったことに対して、即興で返せるかがポイントになります。

個人的にはお笑い番組の”IPPONグランプリ”に通ずる面白さがあると思ってます。
IPPONグランプリは大喜利番組です。
お題に対してどれだけ面白い回答ができるかを即興で競う番組。
特に写真で一言なんかは即興中の即興!
考える時間すら与えられないまま、面白いこと言えって鬼畜極まりないですよねw
普段のテレビ番組では見られない、芸人さんの緊張感がもろに伝わってくるところが、見ていて面白い。
フリースタイルバトルはまさにそれを感じられます。
DJが流すビートと、相手が言った言葉がお題。
それに対してどれだけ即興でカッコ良く返すか、論破できるかが勝負の決め手なわけです。
バカリズムなんかは、もうR指定ですよね。
バカリズムの解答って期待感がすごいじゃないですか。
その期待を超える解答をしてくるってところが、もうまさに。
アメトークでも芸人のフリートークは、ラッパーのフリースタイルに通ずるって話も出てましたしね。
ヒップホップとお笑いは遠いようで近い存在なんです。
すなわち、お笑い好きはフリースタイルダンジョンも好きなはず。
異論は認めません。すみません。
好きなラッパーを見つける
言わずもがなですが、好きなラッパーが出来ると楽しさが全然違います。
モンスターの中に好きなラッパーがいれば、フリースタイルダンジョンを欠かさず見ることになると思います。
私は初代モンスターに途中加入したチコカリートが好きでしたねー。
聞き心地のいいフローが武器のラップスタイルで、もう最高でした。
そこから他のバトルも見るくらい。
フリースタイルバトルって、結構色んなところで開催されてるので、YouTubeで検索するとお腹いっぱい見れます。
Twitterで楽しむ

放送後にはツイッターを見てます。
ラップの中で放送できないような、いわゆるコンプラがかかった言葉を解読している人がいるからです。
これを知ることでより楽しめます。
「あーココとココで踏んでたんだ!」とかわかるので面白いですよ。
フリースタイルダンジョンは収録なので、実際現地で見てきた人からのネタバレツイートも飛んでくるので、それが嫌な人はオススメしませんw
YouTubeで楽しむ

もう一度見たいバトルとかを手軽に見返せれるのがいいですよねYouTube。
私は結構、動画のコメントを見てます。
このバトルを見て、他の人はどう感じたのかとか知れたりして面白い!
たまにコメント欄で、意見が割れて言い合いになってたりするのはご愛敬。
それもまた面白いんですけどね。
風呂でラップしてみる
これ多分、みんなやってますよね。
フリースタイルダンジョン見た後なんかはもう、頭の中に言葉がありあまっちゃって、口から出したくてしょうがない。
恥ずかしいからかなり小声で、頭の中にビートを流して架空の相手とフリースタイルバトルをするという一人遊び。

シャワーヘッドをマイクに見立てたりすると雰囲気でますよね。
私だけですかね。
お風呂といえばこんなのも
フリースタイルダンジョンにはでてないですけど、”鎮座ドープネス”と”環ROY”が、”坂本龍一”の「エナジーフロー」に合わせて作った楽曲。
バトルから音源に興味を持つことができると、より楽しめます。
フリースタイルダンジョンを楽しむ方法 まとめ
フリースタイルダンジョンは、ヒップホップは不良の文化という固定概念がある方にこそ見てもらいたい番組です。
音に合わせて、相手の言葉に韻を踏みながら、カッコよく自分の言葉で返す。

しかも即興で!
かなり高度なことしてますからね。
頭の回転が早くないと本当に無理ですよ。
ビジネスとかにも活かせる力なんじゃないでしょうか。
どう活かすかはちょっと思い付きませんでしたが。
番組自体も3代目モンスターに変わって日も浅いので、これからでもまだまだ楽しめますのでぜひ!
以上っ!
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